有名な写真家を呼んできたわけではありません。近所の写真好きが、同じ目線でゆっくり教える。それがこの教室のやり方です。九人いる講師のうち、いつも前に立つ三人を紹介します。
担当が分かれているので、習いたいことで選んでいただけます。

三十年あまり、地方紙で報道写真を撮ってきました。定年のあと、近所のお年寄りに「スマホで孫を撮りたい」と頼まれて教えはじめたのが、この教室の出発点です。とにかく説明がゆっくりで、同じことを何度聞いても顔色ひとつ変えません。「失敗した数だけうまくなる」が口癖。

山歩きが趣味で、登った先で人や景色を撮るのが好き。授業はよく、自分のボツ写真を見せるところから始まります。「ほら、私でもこんなに失敗する」と。光の読み方、人を緊張させない声のかけ方を、理屈ではなく実演で教えるタイプです。週末は今も三脚を担いで赤城山あたりにいます。

もともとパソコン教室の講師で、機械が苦手な人がどこでつまずくかを知り尽くしています。「フォルダって何ですか」から始めても嫌な顔をしない。何千枚もたまった写真を、画面共有しながら一緒に片づけていく根気の持ち主です。編集も「元に戻せるから安心して触って」と背中を押してくれます。
オンラインが中心ですが、高崎には小さな教室があります。
はじまりの場所である高崎・福島町の一室は、今も対面レッスンと、講師がオンライン配信をする部屋として使っています。希望の方は、ここで実際の機材を触ってから受講を決めることもできます。お茶を出すくらいのことしかできませんが、雰囲気は分かるはずです。
講師は現在九人。料理写真が得意な人、鉄道ばかり撮る人、それぞれ得意分野があります。受講が進んで「もっとこのジャンルを」となったら、合う講師につなぎます。気軽に相談してください。
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